masaです。
我が家での話↓
嫁「パプリカむり。ピーマンキライ。あ、でも黄色いパプリカなら食べられる」
masa「同じやんけ(゚Д゚)」
嫁「え?違うじゃん」
masa「何が?」
嫁「・・・色?」
え?どうなの?
パプリカの色の違い
っていうことで調べてみることに。確かに、僕にとってもパプリカはパプリカであって、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
パプリカってなんなの?ピーマンとどう違うの?
っていう疑問に迫っていきます。
まずは、ピーマンとの違い、そして、色の違いです。
パプリカとピーマンの違い
なんとなんと、いきなり衝撃の事実。
「ピーマンとパプリカに明確な定義はない」んだそうです。
パプリカとピーマンは「トウガラシ」
ピーマンやパプリカはナス科トウガラシ属に分類。その中のアマトウガラシに分けられるんだそうな。
つまりあいつらはトウガラシなんです。知ってました?甘くないトウガラシってこと。てっきり「ナス科ピーマン属」とかにわかれてるのかと思ってた。
違いは「見たまんま」
ピーマンは緑色で、肉の薄いやつを想像しますよね?んで、パプリカは肉厚で、赤や黄色を思い浮かべるかと思います。
そして、それがそのままピーマンとパプリカの違い。平たく言えば「呼び方が違う」ってだけで、ピーマンのことをパプリカと呼んでも間違いではないんですね。
ピーマンも色づく
っていうのも、ピーマンは未成熟な物を収穫したために緑色をしていますが、そのまま放っておけば、黄色にも赤にもなっていくんだそうです。
しかも、パプリカのようなサイズなのに「ジャンボピーマン」なんて名前が付けられている物もあるんだとか。
強いて言えば品種や原産地違い?
どっちもトウガラシなのは分かったとして、両者の差は他にも「パプリカの方が栄養がある・甘い・肉厚」という点があります。これは、言うなれば品種が違うからともいえるでしょう。
同じジャガイモでも、大きい物や形のいびつなもの、甘い物もあれば栄養スカスカなものもありますよね?そんな感じです。
ちなみになんですが、日本にピーマンが出回ったのは戦後。対するパプリカは1993年に輸入されたもの。一応、ここでも差があるといえばありますかね?
オランダ原産で、「ピーマン」を意味するパプリカなんだそうです。
やっぱピーマンじゃんw
色の種類
さて、そんなパプリカの色は何色あると思いますか?
正解は8色。主に流通している物は赤・黄色・オレンジです。
- 赤
- 緑
- 黄色
- オレンジ
- 白
- 黒
- 紫
- 茶色
ね?でも、緑のパプリカも存在するし、赤いピーマンもあります。これだもの、定義があいまいにもなろうってもんですよね。
なんで色が違うの?
さっきもチラッと触れましたが、緑なのは収穫時期によるもの。未成熟で収穫するならば緑、そこから熟すまで待つことで色が分かれていきます。
一般にパプリカの方が値段が張るのは、収穫までに手間がかかるからなんですね。
スポンサーリンク
パプリカの色による味の違い
さて、では色によってパプリカの味に違いはあるのでしょうか?嫁ちゃんの言うことは正しかったのでしょうか?
調べてきたところ・・・
主要3色の違い
主に流通している赤・黄色・オレンジで比較することにしましょう。っていうか他の色は見たことも食べたこともないんでたぶん存在しないです。都市伝説です(笑)
赤い方がなんとなく熟していて甘そうな感じがしませんか?果たして・・・
赤
苦み:★★★
甘味:★
黄色
苦み:★
甘味:★★★
オレンジ
苦み:★★
甘味:★★
発覚!「黄色が美味しい」
なんと、実際はイメージとは全くの逆。赤い色に近づくほど苦くなってしまうことが判明しました。
反対に、オレンジ→黄色となっていくにつれ甘くなることも科学的に明らかになっているそうんなんですね。
つまり嫁の味覚は正しかった事が判明。
これからは彼女の事を「味覚センサーぶーちゃん」と名付けることにしましょう。
まとめ
- パプリカもピーマンもトウガラシ
- 定義はあいまい、輸入時期や見た目、大きさや味、色、原産地などで区別されてはいるが、正確な違いはない。
- 赤に近づくにつれ、苦みが増していく。黄色が1番甘い
栄養の違いについても後で調べてみる事にしようかな。
これを知ったあなたは、お子さんに「ピーマンきらぁーい」と言われても「いやそれパプリカだから大丈夫」って言えますね♪
よかったよかった(笑)