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【準備せよ】花見の飲み物|失敗しない定番ドリンクと適切な量を解説

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花見に欠かせない飲み物の準備をしましょう。 

 

桜の木の下で乾杯

 

『仲間内で花見をするんだけど、飲み物は何を用意したら良いんだろう…』

『会社で幹事になったけど、お酒はどのくらい用意すればいいの?』

『普段なんとなく飲んでるけど、大人数の飲み物って困るなぁ…』

 

なんて、初めてだと戸惑っちゃいますよね。

 

こんなあなたに向けて、お花見に用意したい定番の飲みものや必要な量の考え方を解説していきます。

この記事を読めば、飲み物のチョイスと量で失敗する可能性が減ります。

【とりあえず】花見の飲み物には何が良い?定番のドリンク5種

大人数のお花見となると、その性別や年齢、好みなどまさに千差万別になります。

そのため、一概に『これが良い』というよりは参加するメンツ次第と言えなくもありませんが…

 

しかし人数が増えれば増えるほどそうも言ってられませんよね。

特に幹事さんは場所取りに料理にと忙しいですから、ここでは間違いない飲み物をピックアップしました。

ソフトドリンク【温かい飲み物があれば〇】

当然ながら、みんなが皆お酒を飲むわけではありません。

ソフトドリンクの用意は言われるまでもないかなと思います。

 

では、どんなソフトドリンクを用意したら良いのかと言いますと…

 

●お茶(緑茶・ウーロン茶)

●ジュース(オレンジ・アップル)

●炭酸飲料(コーラ・サイダー)

 

この3種だけで問題ないかなと思います。

これは上に行くほど優先順位が高く、お茶ならまぁほぼほぼ間違いないと言えますね。

無難なものだけあれば良さそうです。

 

後はお子様が多ければ炭酸やジュースの割合を増やしたり、逆に大人ならお茶類しか売れなかったりします。

 

出来れば温かい飲み物があると〇。大きなポットなどを用意しておければ気が利くことこの上ありません。

お花見って、結構寒いです。

ビール【出来ればノンアルコールも】

ビールは言うまでもなく定番です。

慣れ親しんだメンツならまだしも、会社などの席では発泡酒はNGですよ。

飲まない方からするとビールも発泡酒も同じに見えるかもしれませんが、違います。

 

そして忘れたくないのが『ノンアルコールビール』

飲みたいけど飲めない方、妊婦さんや運転手さんなどがいるなら用意しておきたいところです。

最初の乾杯にしか飲まない事も多いので、ノンアルコールビールはそんなに数は必要ないと思いますね。

チューハイ

ビールが苦手な方も当然います。

『ほろよい』シリーズや『カロリ』『カクテルパートナー』などのシリーズは無難ですから、女性やチューハイ派の方に用意しておきたいところです。

 

最近ではお花見の時にだけ買えるいわゆる限定バージョンのチューハイもありますから、選んでおきたいですね。

ハイボール【余裕があれば】

チューハイの一環として少し用意すれば十分ですが、中にはハイボールが大好きな方もいます。

最近ではお店でもよく見かけるようになりましたよね。

焼酎・日本酒

この辺りについては、正直なところ幹事さんが用意しなくても良いんじゃないかなーって思います。

(もちろん、メンツ次第ですが…)

 

と言いますのも、焼酎や日本酒は銘柄の好み等があるので、全員に無難なお酒ってなると難しくなっちゃうんですよねぇ。

 

もしも用意するなら、CMで見かけるような無難なものを出すのが間違いないでしょう。

焼酎なら鏡月とかですね。

 

芋や麦の特定の銘柄…みたいのは万人向けにはなりません。

幹事さんは必要最低限のお酒とソフトドリンクを用意すればそれ以上は個人に任せてOKです。

【無駄に買うなよ】花見の飲み物|必要な量の割り出し方

沢山の紙コップ

次に気になってくるのは『飲み物の量』ですよね。

 

『どのくらい用意したらいいの?』

『余分に買って余っても困るし…』

『お酒飲まないから想像つかない…』

 

もちろん一概に言えるものではありませんし、事前に参加者に確認がとれればそれが一番なのですが、そうもいかないときは…?

大ざっぱな目安を出す方法をお伝えします。

 

ここでは、分かりやすいように10人の人数を例に話を進めて行きます。

まずは人数と飲酒の有無を確認する

なにも正確に計る必要はありませんし、1人1人聞いて回るような事はしなくても大丈夫です。

まずは花見に参加する人数、それとその人たちの飲酒割合を把握しましょう。

 

『呑むかどうか』については、『子供だから呑まない』『妊婦さんだからムリ』『おっさんだから呑むでしょ』くらいのアバウトな出し方でも構いません。

それでも大幅なブレは避ける事ができますよね。

平均的な飲酒量とソフトドリンクの量

細かい話は抜きにして、

 

1・お酒を呑む人に提供する飲み物の量

2・呑まない人に提供するソフトドリンクの量

 

ですが、これは

 

①の呑む人にはお酒を3合、ソフトドリンクを500ml

②の人にはソフトドリンクのみ1L

 

で計算します。

 

ここではお酒はいったん『合』で計算しちゃってOK

ちなみに日本酒一合はビール約500ml、なので、350ml缶ビールで換算するなら呑む人1人頭4本くらいということになります。

全体の必要な量と割合を計算する

分かりにくいでしょうから、10人の例で考えましょう。

例えば、お酒を呑む人が6人、呑まない人が4人だとします。

 

さっきの計算式に当てはめます。

 

お酒は1人3合なので、=18合

ソフトドリンクは7Lという結果になります。

 

まずはこれが必要な総量ということです。

ビールの量を決める

ソフトドリンクは7Lなので、お茶やジュースなどで割り振ります。

 

次にお酒の割り振りですが、先ほどの例では18合でした。

このうち半分弱がビールでOKです。

 

つまり、今回はだいたい350ml缶12本で落ち着きます。

(4200ml=8合ちょっと)

 

350ml缶なのでキリの良い本数にして切り捨てる感じです。

しつこいけど、だいたいで良いです。

残りを割り振る

ここまででソフトドリンクとビールの量は出せました。

 

残り10合ほどを焼酎やチューハイで割り振るのが妥当なラインです。

 

お酒1合を各アルコールに直した場合の目安はこの通り。

お酒の一合単位

引用:公益社団法人【アルコール健康医学協会】

 

例えばですが…

 

●チューハイ→6本(4合)

●焼酎→750ml瓶1本(4合)

●日本酒→2合

 

呑む方からすればかなり少ないように感じるかもしれませんが、実際にはビールを口にしない方もいたり、1本しか飲まない方もいたりと良い感じに分散するでしょう。

(多くても呑みすぎの元ですし)

 

余らない』という前提なら、この辺りがベターなラインです。

 

まぁ、あくまで目安なので実際には呑む人の呑みっぷりによって全然変わって来ますが…参考までに。

やはり事前の確認がどれだけとれているかという部分が大切です。

ややこしいので一度まとめ

もう一度公式を掲載。

 

呑む人=お酒3合、ソフトドリンク500ml

呑まない人=ソフトドリンク1L

 

で総量を出して、

 

ビールは合計の『合』を半分に満たない程度にする。

残りの『合』をお酒で割り振る。

 

※ちなみにお酒の適量は約20gですので、この計算だと多いです。宴会とはいえ呑みすぎには注意です※

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【おまけ】花見の飲み物を冷やす方法

花見などの屋外では『ビールがぬるい…』とか『コーラがしゃきっとしていない…』なんていう事が起こりがちです。

春先は多少ぬるくても良さそうですが、それでもビールや炭酸飲料がぬるいのは切ないですよね。

 

余談ですが、屋外で飲み物を急速に冷やす方法を2つご紹介します。

缶を回す方法【約3分】

氷水の中に缶を入れて回す方法です。

 

●弁当箱などの350ml缶が入る容器(なるべくピッタリサイズ)

●氷(120gほど)

●水(水道水)

 

容器に氷水を張り、缶を浮かべてくるくる回転させます。

およそ3分で飲み頃まで冷えますが、1本ずつしか出来ないので効率は良くありません。手も疲れます。

クーラーボックスで攪拌する方法【約2分】

大量の飲み物を冷やすなら、クーラーボックスや大きい箱を使った方が効率良く、早いです。

 

●クーラーボックスや発泡スチロールなどの箱

●350ml缶を10本前後(あまり入れすぎない)

●コンビニで売ってる板氷(1.1kg×3袋)

 

水と氷を入れたボックス内で、缶たちをガシャガシャと攪拌します。

夏場でも2分ほど、花見の時期である春先なら1分でも良さそうです。

まとめ

満開の桜

花見の飲み物についてあれこれご紹介しました。

 

たかが飲み物。

されど飲み物。

 

『なんでもいいや』なんて気を抜いていると、足りなかったり、余りすぎて片付けが大変になったりします。

ちょっとした気遣いがあってこそ、お花見も盛り上がろうというものですよね。

 

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