『いやマジで、手荒れ酷くて痛いんだけど…』
『人に見られたくない…こんなんじゃ合コンも行きたくない』
『もはやお湯がしみるんだが』
こんな方に向けて、元飲食店勤務の僕が『バイトの洗い物による手荒れ』対策を並べていく記事です。
飲食店で働く人にとっての悩みの種が『洗い物による手荒れ』です。
特に皿洗いなんかは学生さんバイトに押しつけられる傾向にありますし、『ホールスタッフ募集』なんつって、実態は洗い物係になったりとか理不尽な実状もありますよね。
僕も以前はずっと飲食店で働いていたワケですが、例に漏れず酷い手荒れに悩んでいました。
たかが手荒れ、されど手荒れ。
『あ、人って手荒れでここまで痛くなるんだ…』と知ったのはいつの頃だったでしょうか。
ついでに言うと、飲食店は調理による火傷、立ちっぱなしの激務から来る腰痛、客からの理不尽なクレーム、長時間勤務、その上衛生管理次第では一発営業停止という、なかなかファンタスティックな業界だと思っています。
まぁ、その分賄いがあったりバイト仲間のコミュニティが強かったりと楽しい事も多いのですが…
あ、話が逸れそうなので本題に入ります。
【洗い物まみれ】バイトの手荒れ|カフェやキッチンで出来る対策5つ
最初に一点だけ。
あなたのその手荒れですが、『正しい対策』で『ちゃんと完治するまで守り切る』という条件を達成すれば、年齢に関係なくちゃんと治ります。
手湿疹で、もはや人間の手とは思えないレベルまでボロボロになった僕でも、今では普通になりました。
今はもう飲食店からは身を引きましたし、水仕事用のハンドクリームに出会ってからはそこまで悪化することもありませんでしたが、もしもあのままだったらたぶん手なくなってましたね。
だからあなたも、放置しないでしっかり対策していきましょう。
気がついた今ならまだ間に合います。
それでは、バイトの手荒れに対する対策をご紹介します。
1・ゴム手袋を使う【洗い物専門の人だけ】
簡単な話で、どこのサイトに行っても同じ事が書かれているかと思います。
なのでここでは詳しく掘り下げはしません。
と言うのも、バイトで手荒れに悩んでこの記事に来ているあなたは、
『それができねぇから悩んでんだよ!』ってなってると思うし、実際使おうにもデメリットが多いので。
飲食店スタッフって、洗い物専門ってあんまりないですよね。
ホールの合間とか、客が一段落したキッチンスタッフが行う事がほとんど。
そうなると、ゴム手袋もいちいち着脱しなくてはなりません(しかも手がゴム臭くなる)
さらに言ってしまうと、ゴム手袋内部をしっかり洗浄して乾燥させないと、逆に手荒れが加速する原因にもなります。
なので、もしもゴム手袋で対策するなら、
●ずっと付けていられるバイト
●ゴム手袋の衛生管理に気を付ける
この2つの条件が必須になります。
2・手荒れの原因である洗剤をしっかり洗い流す
意外に、というかむしろ『強く洗ったらもっと手荒れが悪化しそう』とか、『既に洗剤で洗ってるからw』なんて思って、手洗いを怠っているケースもあります。
食器洗いのバイトで手が荒れる大きな大きな原因は、言わずもがな強力な業務用洗剤です。(しかも質は良くない…)
もちろん、長時間水やお湯にさらされるのも原因ですが、7~8割は洗剤のせいです。
なので、洗い物が終わったら出来る限り『手を洗うこと』を心がけましょう。
いちいち終わった区切りで洗っても良いですし、バイト上がりの時にしっかり洗うのは鉄板です。
『ただでさえ荒れてるのにさらにゴシゴシ洗うの?』
なんて思うかもしれませんが、原因は洗剤の刺激なので、こいつをしっかり落とすことが大事になってきます。
3・洗い物バイト中もしっかり手を乾かす習慣を付ける
手が濡れていると、手荒れは悪化しやすいです。
自然に乾くときに手の水分まで持って行かれますし、濡れたままだと雑菌も付着しやすくなるためです。
ところがどっこい、バイト中ってよ~く考えてみると、手をしっかり乾かすシーンって少ないと思います(キッチンは特に)
それどころか、僕に至っては『濡れてる方が乾燥しないし、いいんじゃないか』という真逆の理屈を勝手に作っていました。
もう一回言います。濡れてると悪化します。
なかなか難しいとは思いますが、出来る限りこまめに手をしっかり拭いてあげるように心がけましょう。
タオルを常に持ち歩いて、休憩の度に交換すると良さそうです。
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4・バイトの上司に『手荒れが…』と本気で相談する
要するに配置換えの要望ですね。
『それができねぇから苦労してんだよ』なんて声が聞こえてきそうですが、まぁ待って下さい。
『手荒れが酷くて、本当に辛いです』と、ガチな空気で相談しましたか?
しつこいようですが、僕の前職は飲食店です。
その経験上ですが、簡単に『手荒れが~』くらいは口にしても、しっかりと手荒れの実害を訴えたり、配置換えの要望を出している人を見たことがありません。
みなさん律儀に我慢してまで、仕事をこなしています。
本気で悩んでいることを相談されて、『それでもやれ』という方も少ないでしょうし、そんなバイトは辞める事をオススメします。
案外、真剣な空気に驚いて『じゃあ、場所考えるか?』とか『手袋つけていーよ』なんて言われる可能性もあります。
もちろんキッチンで働くことが楽しいとか、将来料理人になりたいとかあるなら引き留めはしません。
ですが、特別こだわりがなく、店側の都合で洗い物担当になっているなら、一度真顔で訴えるべきです。
みんな我慢しすぎですし、周囲の人もなかなか苦しみに気がついていないこともあります。ホントに。
手前味噌ですが、僕がいよいよ本気で手荒れについて訴えたときの上司の言葉です。
『そんな痛いんだったら早く言おうよ!何ともない顔してるから気づかなかった』
5・水仕事に向いているハンドクリームを使う
アフターケアももちろん大切ですが、ぶっちゃけた事言うと、手が治癒するスピードよりも手荒れするスピードが圧倒的に上回るので、改善は難しいです。
皮膚のサイクルって2~3ヶ月ですけど、荒れるのは1週間とかかりませんからね。
もっと早く治れよ。手。
じゃあどうするかって言うと、単純に荒れるのを防ぐハンドクリームがオススメです。
冒頭でもちょろっとお話ししましたが、僕が現在進行形で使っているハンドクリームは、水仕事に向けて作られたものです。
そのため、皮膚の再生うんぬんの前に、『荒れること』を防ぐ力が強いです。
もちろん口に入れても問題ないですから、飲食店向きですね。
詳しくは別記事でまとめていますので、続けてこちらをどうぞ↓