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【鷹の爪・唐辛子・ししとうの違い】料理への使い方や辛さを比較!

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お皿に乗ったたくさんの唐辛子

 レシピなんか見てると、『鷹の爪を~』とか、『唐辛子を~』とか出てくるけど、違いがイマイチ分からなかったりしますよね。

スーパーに行っても、どれがどれなのかサッパリだったりします。

 

何が違うか分からないから、分量も分からないし、代用して良いのかも分からない。

そんな困った経験、ありませんか?

 

ここでは、鷹の爪唐辛子・ついでにししとう

その3つの違いを比較します。

 

しっかり読めば、これから迷うことはなくなります。豆知識的なあれでどうぞ♪

同じじゃないの?鷹の爪・唐辛子・ししとうの違い

まず始めに、『唐辛子とは』っていうお話から入ります。

 

唐辛子(とうがらし、唐芥子、蕃椒)は、中南米を原産とする、ナス科トウガラシ属 (Capsicum) の果実あるいは、それから作られる辛味のある香辛料である。栽培種だけでなく、野生種が香辛料として利用されることもある。

トウガラシ属の代表的な種であるトウガラシにはさまざまな品種があり、ピーマン、シシトウガラシ(シシトウ)、パプリカなど辛味がないかほとんどない甘味種(甘唐辛子・あまとうがらし)も含まれるが、ここでは辛味のある品種から作られる香辛料について述べる。

 引用:Wikipedia

 

『唐』の文字から、中国的なあれかなと思ったけど、これは漠然と『外国』っていう意味で、要するに『外国から来た辛いやつ』が唐辛子になります。

 

そして、その種類は様々で、青唐辛子や赤唐辛子、胡椒なんかも唐辛子の一部なんだそうです。

鷹の爪とししとうは『唐辛子』

さらっと答えが出ましたけど、つまり、『唐辛子』っていうのは、スパイス全般を指す言葉で、その中の『鷹の爪』とか『ししとう』っていう品種があるっていうことになります。

 

『音楽(唐辛子)』の中の、『ロック(鷹の爪)』とか『R&B(ししとう)』みたいな意味合いですね。

トウガラシの仲間にはパプリカなんかも含まれるって、知ってましたか?

 

唐辛子の品種

 

なので、唐辛子・ししとう・鷹の爪の違いっていうと、唐辛子は王様なので『全部』。

以下で話すのは、「ししとうと鷹の爪の違い」ってことになります。

スーパーで売ってるのはだいたい鷹の爪

ただし、日本で『唐辛子』と言ったら、基本的には鷹の爪を指し、他のししとうや胡椒、ハバネロ、山椒とかはそのまま呼んでいることが多いですね。

例えば、『一味唐辛子』なんかは、単純に鷹の爪を細かく砕いたものが入っているので、鷹の爪でしかありません。

 

なので、レシピに「唐辛子」って書いてあったら鷹の爪っていう認識でOKですし、スーパーに置いてある唐辛子も鷹の爪です。

 

厳密に言えば全部唐辛子だけど、このご時世『唐辛子=鷹の爪』っていう認識でほぼ間違いないっていうことです。

辛さ・料理への使い方は?

ししとうは『しし唐辛子』のことで、青い物は「あおとうがらし」と呼ばれ、辛くないのが特徴です。

赤い物は「あかとうがらし」で、辛いのが特徴になります。

 

ししとう=青から赤まで色々あるっていう認識ですね。

まぁ、赤く熟したシシトウがスーパーに置いてあることはあまりなく、基本的にはししとう=青いやつ(緑)っていうのが一般的。

3個のししとう

天ぷらやおひたしにして、酒のつまみに最適です。

 

鷹の爪は、まんま『鷹の爪』っていう品種で、どうあがいても辛いです。

輪切りにした鷹の爪と切っていない鷹の爪

1本そのまま使うよりも、細かく刻めば刻むほど辛くなります。

 

栄養に関しては、鷹の爪がほとんどカプサイシン(辛味)なのに対し、シシトウはビタミン類やカリウム、βカロテンなんかも含まれています。

まとめ

という事で、簡単でしたが、唐辛子についてでした。

 

・唐辛子=辛いヤツ全部

・でも、唐辛子=鷹の爪でだいたい合ってる

・厳密には鷹の爪=唐辛子の中の1つ

・ししとうはほとんどの場合は青いやつだけど、赤いのもある

 

こんなところでしょうか。うん。

 

ちなみに、すごいどうでも良いことですけど、辛いと言ったら『ハバネロ』を想像しますよね?

でも、個人的に『デスソース』の方が18倍くらい辛いです。

 

 

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