masaです。
先日、パン屋さんに行ったときの事なんですが、「バケット」と表記してあるのを見てヾ(゚Д゚ )ォィォィってなりました。
いきなり言っちゃいますけど、「バゲット」が正しい読み方( ・∀・)
よく間違えやすいフランスパンとの違いも一緒に紹介していきます♪
フランスパンとバゲットの違い
一緒くたにされがちなフランスパンとバゲットですが、厳密に言えばちょっと違います。
まぁ、バゲットをフランスパンと称しても間違いっていうわけではないんですけどね^^
バゲットというのはフランスパンの種類のうちの1つになります。
パスタの中のスパゲッティーみたいなもんですね。
実はこんなにあった?フランスパンの種類
フランスパンには砂糖も卵も使われていません。純粋に小麦粉・塩・水を練り込んで発酵させたものです。
焼き時間やサイズ、発酵方法などの違いによって名前が分けられています。
- バゲット
- バタール
- パリジャン
- クッペ
- ブール
- フィセル
- エピ
- パン・ド・カンパーニュ
- シャンピニオン
- ペティ・パン
- ドゥ・リーブル
- フルート
- フィセル
- クープ
- etc…
さっと挙げただけでもこれだけの種類があるんですね。
これらをまとめて「フランスパン」と呼びます。
日本ではお菓子のイメージが強い「クロワッサン」も、実はこの中の1種類なんですよ(・3・)エェー!?
バゲットの定義
全部1つずつ説明するのも面倒なので(←おい)バゲットだけ説明させてもらいますね^^
バゲットとは、全長が70~80cm、重さが300~400gのフランスパンのことを指します。
フランス語で「杖」や「棒」を意味していて、おそらくみなさんが想像するであろう細長くて固いフランスパンはバゲットかバタールだと思ってもらえれば良いかと思います^^
長さや重さで名前が変わる理由ってのは、当時のフランス政府が重さごとに価格を細かく設定したせいなんだとか。ケチくせぇなフランス人。
スポンサーリンク
バゲットとバケットの違い
話は振り出しに戻りますが、日本ではバゲットを「バケット」と表記されていたりすることもあります。
「何か違うの?」「日本でのオリジナル商品?」
ただの読み間違えかとも思ったんですが、全くの別物っていう可能性もなきにしもあらずなんで、調べてみました。
バケットは存在しなかった
ただの読み間違いだったわ(゚Д゚)(笑)
バゲットは「baguette」。カタカナ読みをするならバゲットが1番近い発音になるでしょう。
ちなみにゲじゃなくて、「バ」を強く発音するのが本場なんだそうな。ナゲットみたいに。
なんでバケットの表記が…?
フランスパンが日本に初めて来たのは、今からおよそ150年前、明治時代のことです。
で、本格的に日本で広まったのは昭和30年ごろ、かなり日が浅いんですね。
何事もスタートが肝心。最初に日本で広まった際に「バケット」「バゲット」と異なった表記で各地のパン屋さんにて販売されていました。
そのため、バケットと覚えた人もいればバゲットと読む人もいて、それが今でも残っているというわけですね^^
まとめ
そもそもな話をすると、フランス語をカタカナに変換するっていうのが根本的に間違っているんですけど(笑)
まぁ、フランスパンとバゲット、バケットを間違えたところで恥をかくような場面もないかと思います。あくまで豆知識として♪
美味しければそれでいいんですよね( ・∀・)ソレジャ