キッチンのすべて

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【保存版】肉まんと小籠包の違いを徹底的にわかりやすく解説する

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蒸かした肉まん

見た目は肉まんです。masaです。

 

こう寒いと肉まんが美味しいですよね。コンビニでついついあんまんとセットで売り付けられちゃいます。

気になっていたのは肉まん小籠包の違い。なんとなく「ちっちゃいのが小籠包」って思ってたけど、どうなんでしょう?

最大の違いは生地にあった!?

肉まんと小籠包。一番大きな違いは生地にありました。

サイズの問題じゃなかったんですね(笑)

 

もっと言えばイースト菌が入っているかどうかです。

イースト菌ってのは、パンの生地を発酵させてふっくらさせる噂のあいつのことですね。発酵した生地を使うかどうかの違いということですね。

肉まんは小麦粉に水とドライイーストを入れて練り込み、ふっくらさせるのに対して、小籠包は水と小麦粉のみ。それを薄く伸ばしたものになります。

 

肉まん=パン生地で、小籠包はどっちかというと水餃子みたいなものでしょうか。

小籠包といえば熱々のスープ!両者の具の違いは?

どちらも豚肉がメインで使われていますね。

定義があるわけじゃないんですが、肉まんには干し椎茸やタケノコ、玉ねぎを干したものを使うのが一般的なのに対して、小籠包は白菜やキノコ、エビや蟹といった海産物が入ります♪

 

で、小籠包といえば中から出てくるスープですよね(^^)

小籠包のサイズが3cm前後と小ぶりなのは、一口で放り込みやすくして、口の中を爆死させる狙いがあるからなんです(←真っ赤な嘘です。肉の重みで皮が破れないように)

 

豚の皮を煮込んでから冷やすと、プルっとしたゼラチンになります。

これを入れておくことで、熱せられると中でスープになるっていうトリックになっています。

 

本来は豚の皮なんですが、より安価な鳥の皮であったり、最近では化学調味料を組み合わせて作られたものが入っていることの方が多いんだとか。

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蒸すだけじゃない!調理法の違いは?

基本的には両者の違いはあまりないようです。同じような包みかたで、蒸す。

 

調理法というよりも、食べ方の違いとでも言いましょうか、小籠包のみ多少のバリエーションが存在しますね。

肉まんは蒸して頬張るのみなのに対して、小籠包はスープに浮かべたりすることもあります。

焼き小籠包なんていうのもありますよね。あれって餃子と何が違うんだろ(笑)

価格の差はあるのか?

点心といえば、横浜の中華街。ここを参考に比較してみました。

ともに食べ歩きのお店では

  • 肉まん=1個500円
  • 小籠包=4個600円

あたりが相場。

 

1個あたりは肉まんが高いですけど、サイズがね…(;゜∀゜)

小籠包4個で肉まん1個分と思えばあんまり変わらないような印象を受けますよね~。

蒸籠に並んだ小籠包

まとめ

肉まんと小籠包の違いは

  1. 生地を発酵させているかどうか
  2. ゼラチンが入っているか

この二点が大きな違いかなと思います(^^)

 

余談ですが、肉まんは肉饅。つまりおまんじゅうなんですね。

生地がむちむちっとしてるのも頷けます。

あなたはどっちが好きですか?ではまた♪