キッチンのすべて

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こんにゃくの保存方法。袋の保存液と白いざらざらの正体もあわせて。

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板こんにゃくの写真

ぷっるぷるのmasaです。

寒くなってきて、我が家では先日、おでんを食べました。おでんのタネはこんにゃくですよね♪異論は認めません。

今回は

  1. こんにゃくの保存方法。
  2. こんにゃくの保存液の正体
  3. こんにゃくがざらざらするんだが?

の三本立てでお送りしま~す^^

こんにゃくの保存方法

まずは保存方法から。

こんにゃくは基本的に冷凍での保存には向いていません。食感が大きく変わってしまうんですね。

常温か冷蔵での保存になります。

常温保存

冷蔵での保存が最適化と思われるこんにゃくですが、実は冷暗所での常温保存のほうが長持ちするんですよ。

条件は「開封していないこと」。高温にならない場所に袋のまま置いておけば、実は1~3ヶ月と長期の保存が出来ちゃいます。

使いかけなら冷蔵

ところがどっこい、1度開封してしまうとその保存期間は一気に短くなり、持って3日ほどになります。

使いかけのこんにゃくは水を張ったタッパーに移し替えて、水はこまめに取り替えるようにしてくださいね。

こんにゃくの保存液ってなに?水じゃないの?

さて、どうして開封前と開封後にこれだけ保存期間の差が生まれてしまうんでしょうか?

その答えとなるのが、こんにゃくの袋の中に入っている液体。これの正体って知ってますか?

こんにゃくの保存液は「石灰水」

二酸化炭素と合わさると炭酸カルシウムになります。炭酸カルシウムつったら建築材やプラスチックに使われてるやつですね(そうだっけ?)

アルカリ性の液体で、殺菌効果を持っています。

こいつのおかげで、こんにゃくが長持ちするんですね。

普通の水じゃダメなの?

ダメってこともないんですが、こんにゃくはカルシウムを多く含みます。真水で保存すると、このカルシウムが流出してしまい、食感が変わってしまうんですんね。

なので、カルシウムと同濃度の石灰水が保存に使われているっていうことです。

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こんにゃくが白くざらざら。これなに?

こんにゃくを使かけで保存した際、タッパーやこんにゃくの表面に白くてざらざらしたものが付着して、「は?カビてんだけど(゚Д゚)」なんてなったことありませんか?

それはカビじゃないんですね。

白いざらざらの正体は・・・

さっきちらっと触れましたが、これこそこんにゃくに多く含まれる「カルシウム」なんです。

カルシウムが固まっていたんですね。石灰ということ。

なので、体内に入れても問題はまっっっっったくありません。

食べても問題ないが、落ちづらい

タッパーに付いたりした白いざらざら。これって落としづらいんですよね^^;

そのために、水を張って保存するのが定石というわけです。できれば、使いかけのこんにゃくを保存する時は、1日に1回お水を変えてあげるようにしてあげると良いかと思います。(つーか食うのがベスト 笑)

こんにゃくのまとめ

  • 保存は冷暗所か冷蔵。
  • 未開封なら3ヶ月持つが、開封後は3日ほど(袋の液体をとっておけばもっと長いけど)
  • 袋の保存液の正体は「石灰水」殺菌作用で長持ち
  • 保存時に残る白いざらざらの正体はカルシウム。こまめな水の張り替えで早めに完食を。

こんにゃくはそのほとんどが水分と食物繊維とカルシウムで、ダイエットにも良いヘルシー食材です。

しかも、おでんのタネの人気ランキングでは定番の大根を抑えて一位に君臨しているそうですよ。

情報源ですか?

僕だけの意見ですけど?