パカッ。masaです。
今日は私たちの生活に欠かせない卵のお話です^^
焼いたり茹でたりそのまま食べたりと大活躍の卵ですが、正しい保存の仕方って知っていますか?
スーパーでは常温で売られているのを見かけますけどあれってどうなんでしょう?
実はあなたの卵の保存、間違いかもしれませんよ・・・
サルモネラ菌との戦い
卵の保存において気をつけたいのはサルモネラ菌の繁殖です。殻に付着してることもありますが、洗うのはNGですからね。
殻の表面にはクチクラ層というものがあり、洗うことによってそれが落ちてしまいます。そうするとサルモネラ菌が中まで侵入・・・ひい~。
こいつらは高い温度ではしゃぎます。夏場の常温保存などは気をつけたいところですね。
卵の冷蔵保存・常温保存
まず常温保存についてですが、実は卵は季節に関係なく常温での保存が可能なんです^^とはいえ、30℃を超えるような夏場は当然ダメですけどね(笑)
自宅では日のあたらない風通しの良い場所で保存するようにしましょう。
気温に比例して傷むのも早くなってしまいますので、やはり冷蔵庫での保存が1番いいですね。
ていうかなかなか卵を常温保存する人がいるとは思わないけど。
んで、肝心の冷蔵での保存についてですが、冷蔵庫の奥で、パックに入れたまま、尖った方を下にして保存するのがベストです。
尖った方を下にするのは常温でも同じですね。実は、卵の太っている方には空間が空いていて(気屋)、そこを上に向けてあげることで中で黄身がプカプカ浮かんでいる状態になります。殻に接触させないようにするためですね♪
多くの冷蔵庫の横にはたまごポケットなる悪魔の沼が存在しますが、惑わされてはいけません。横の部分は開け閉めするたびに温度変化+振動がありますから、卵が傷む原因になってしまうんです。
私は横のポケットにはチューブの調味料などの細かいものを入れて取りやすくしています。
ニオイのつく物とは一緒にしない
卵の殻はピッタリ閉じているわけではなく、気孔があるのでしっかり呼吸しています。なので、ニオイの強い物と一緒に保存しておくと普通に移りますからね。
まあ、それはそれで素敵なフレーバーの卵ができますからやってもいいですけど(笑)
常温と冷蔵での保存期間
常温保存の場合は、気温によって差があります。
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10℃前後(冬) 2週間
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20℃前後(春・秋)10日
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30℃前後(夏)1週間
このあたりが目安と考えていいでしょう。冷蔵での保存の場合、条件としては冬場の保存に近くなりますから、やはり2週間ほどと考えられます。もちろん、卵の状態を見て判断して下さいね^^ちなみに、腐った物は加熱しても食べられません。
食べるなよ~。ぜったい食べるなよ~
かたゆでして冷蔵
茹でてから保存すれば長持ちしそうなイメージですよね?でも、残念。
卵白には菌を溶かす酵素があります。茹でることによってこいつらは仕事をしなくなるので、かたゆですると傷みやすくなってしまうんですね。
卵白「オレが、黄身(君)を守るから」
黄身「卵白さん・・・」
ぐつぐつぐつぐつ・・・
卵白「ぎゃあァァァ・・」
この場合はもって2、3日。できればその日に食べきってしまったほうが良いでしょう。
卵の冷凍保存
そのまま冷凍するのはオススメできません。殻を割って、中身をタッパー等に移してから冷凍するようにしましょう。
食べる時は急な解凍はせず、冷蔵庫に戻してゆっくり戻してあげるようにしてくださいね。
ところで、半解凍の状態で卵かけご飯にすると美味しいって知ってました?いつかTVでもやっていた気がします。卵白はふわふわになり、卵黄はもちっとした食感になります。1度おためしあれ♪
冷凍した場合の保存期間は1ヶ月ほど。なかなか卵を冷凍する機会もないとは思いますけどね^^;
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賞味期限=生で食べられる期間
パックに記載されている賞味期限ですが、食品衛生法に基づき「生で食べられる期間」での表記になります。腐る期間よりは早めに設定されていることが多いんですね。
つーまーり、ちょっとくらいなら過ぎても加熱すれば何も問題なしということです。もちろん、明らかに腐っていたらダメですからね!
あくまでそこは自己責任でよろしくどうぞ^^
卵の保存まとめ
- 常温では涼しいところで保存。あまりオススメしない。
- 冷蔵庫での保存はパックのまま、細いほうを下にして奥の方で保存。
- かたゆでした場合は3日ともたない。
- 冷凍は割って、保存容器に移す。
こんなところでしょうか^^やってみるとわかりますが、きちんと保存しておくと腐る腐らないではなく、味に差が出ますからね。
毎日の食卓に欠かせない食材だからこそ、出来るだけ新鮮な状態で食べられるようにしたいものですね♪