ジュルッ。masaです。
想像しましょう。あなたの口の中にウメボシとレモンを1つずつ入れました。
噛んでみて?
出ましたか?よだれ^^
なんで食べた訳でもないのに人はイメージや見ただけでよだれが出るんでしょう?
1・ヨダレの本来の仕事とは?
年中無休で出続ける私たちのよだれ。そもそもよだれの役割ってなんでしょうか?
実はその仕事はたくさんあるそうで、なんと1日に出る唾液の量は1.5リットルにも及ぶんだとか。
よだれで米が炊けます。
口の掃除
常に流れることで、歯の表面についた汚れや食事のカスを洗って、固く張り付くのを防いでいます。うがいのできない赤ちゃんにヨダレが多いのはこのためなんですね。
食事のために
食べ物を食べやすくし、消化を促進しています。
もしもよだれがなかったらどうなるでしょう?
揚げ物はいつまでもザクザクして、ケーキのスポンジはもっさもっさ。ポテチなんて食べられたものじゃありません。
水分として唾液を使うことで喉を通りやすくしてるんですね。
潤いのため
口の中が常に乾燥していたらえらいことです。
舌や歯茎、頬の内側なんて荒れた手のようになってしまうし、乾燥が続けば声も出なくなってしまいます。おそらく水なしでな1日も持たないでしょう。
歯の修理
こんなことまでやってるんです。忙しいですね、よだれ。
唾液がないとミュータンス菌という輩に歯はどんどん溶かされていきます。虫歯だらけですね(。-∀-)
そうならないように、少し溶けたぐらいならヨダレが修復するようになっています。
殺菌活動
口の中は温度も湿度もほどよくあって、細菌にはパラダイスな状態です。
絶えず唾液が流してくれることで雑菌の繁殖を防いでくれてるんですね。
ヨダレが出てなければ歯はとっくにボロボロというわけです。
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食べてないのにヨダレが出る理由。
これは、食べ物を見たときに脳が「これから食べ物が入ってくるから準備しておけよ」というサインを口に送るからなんですね。
実際に食べるかどうかは関係なく、体の自然な反射により起こる現象なんだそうな。
言い替えれば「食べるんだという思い込み」によるものですね(^^)
酸っぱいものだとヨダレが大量な理由
レモンや梅干しなどの酸っぱいものを食べたり、想像したりするだけで唾液がたくさん出るのはどうしてでしょう?
それは体が「酸っぱい=毒」という判断をしているためなんだそうです。ビックリですよね(・_・)
毒が入ってきたので、脳というよりは喉が勝手に反射して唾液を分泌するそうです。
で、なぜ食べてもいないのに出るのかというと、やっぱりそれも「思い込み」なんですね。
「これから毒が入ってくるぞー!」
「うおおー洗うぞー!」
っていうこと。
思い込みの力、恐るべし。
マンガ(板垣先生ごちそうさま)で読んだ話ですけど、
赤ちゃんが誤って熱い火箸に触って火傷をする。
↓
ふざけた大人が熱くない火箸を「ほら、あっちぃー」と言って触らせると、火傷をしたと勘違いした赤ちゃんはリアルに痛みを感じる。
これも思い込みの力によるものですよね。
想像しただけであったり、目に見えただけで体が反応するなんて人体の不思議です。
寝ているときにヨダレがだらだら出ている僕は何か食べる夢でも見ているんでしょうかね?(^q^)