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すき焼き具材・野菜の切り方まとめ!【失敗なしで美味しくなる切り方網羅】

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すき焼き鍋の写真

※目次から目的の具材へどうぞ↓

 

 

すき焼きと言えば肉ですが、肉だけが主役ではありません。

各家庭でいろんな具材が投入され、それぞれ味の違いがあるのもまた魅力の1つ。

 

ここでは、すき焼きに使われるであろう野菜・具材切り方をまとめました。

 

使おうと思っている材料まで目次からどうぞ

野菜類の切り方

王道野菜は春菊、ネギです。

固い野菜類は火が通りやすいように薄くし、葉物野菜は縮むので大きめに切るのがベスト。

春菊(菊菜)

ざく切りにされた春菊

【基本の切り方】

●まずは根元を1~2cm落とす

●よく水洗いする

●5cm幅くらいにざく切り

 

【ちょっと手間がかかるけど揃う切り方】

●短い茎と葉が2~3枚セットになるように小房に分ける(ブロッコリーのように)

参考はこちらの記事

 

【茎の硬さや苦いのが嫌いな方向け】

●茎と葉っぱを手でちぎって分け、茎は捨てる

ネギ

ネギは2通りの切り方があります。

いずれにしても水で洗い、下1cm程は切り、上の青い部分はすき焼きには使いません。

 

●斜め切り

ネギを斜め切りにしている

 

●ぶつ切り

ネギのぶつ切り

 

オススメはぶつ切り。斜めの薄切りにすると鍋の中でバラバラになりやすいです。

水菜

●軽く水で洗う

●根元を1~2cm切る

●5cm幅でざく切り

白菜

●水で洗う

●根元を切り落とし、1枚ずつに分ける

●白い固い部分と葉の部分に切り分ける

●葉の部分はざく切り、白い部分はそぎ切り

 

白菜を切っている

出典:http://www.mizkan.co.jp/nabe/nabe_bugyo/kotsu/guzai.html

ほうれん草

●水で洗い、根元を切る

●5cm幅でざく切り

 

葉の部分はかなり小さくなるので、もっと大きめに切ってもOK

苦みやシュウ酸が気になる場合、下茹でして最後に鍋に入れるようにしましょう。

三つ葉

●水洗いする

●根元0.5~1cm程は切り落とす

●3cm前後のざく切り

 

火が通りやすいので、最後の方に飾りとして入れると見た目も良いでしょう。

人参

人参は短冊切り・飾り切り・いちょう切り・千切りのどれかにします。

 

●水で洗い、皮を剥く

●へたと下の部分は切り落とす

 

とにかく火が通りにくいので薄く切るのがポイント。一手間かけるなら飾り切りにチャレンジしてみましょう。

玉ねぎ

玉ねぎをくし切りにしている

基本的には2~3cm幅のくし切りですが、苦みが気になる場合には繊維を断つように切ると甘味が増します。

上下をガッツリ切りすぎると鍋の中でバラバラになってしまうので注意。

じゃがいも

●皮をそのままに、薄めのくし切り(1~2cm)

●水にさらしておく

 

牛脂でしっかり揚げ焼きするとフライドポテトのようになります。

水にさらしたじゃがいもは油はねに注意。

たけのこ

●水煮を使うならそのまま、固い根元部分と柔らかい先の部分で2等分にします

●穂先は繊維に沿って縦にスライス

●根元は固いので、薄い半月切りか短冊切りにします

 

アクが気になる場合、1度下茹でするか水にさらしておくと良いです。

ごぼう

固いのでささがきにします。

 

 

ささがきにしたら水にさらしておきます。

輪切りなど大きめに使いたい場合、1度火を通しておくと良いかと思います。

大根

●へたと下の部分を切り落とします

●短冊切り、もしくはいちょう切りにします

 

固いのですき焼きの最初から投入しておくようにしましょう。

 

 

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キノコ類の切り方

王道はしいたけ、えのきでしょうか。きのこはどれを入れても美味しいですが…^^

 

共通で石突きを落とし、食べやすい大きさに切るという認識でOK

きのこは水洗いせず、そのまま使用するか濡れたペーパー等で拭き取るだけにしましょう。

 

火が通り過ぎてしょっぱくなりやすいので注意です。

えのき

石突きの部分を切るだけです。二等分にしても良いですが、特に切り分けなくても大丈夫かなと思います。

袋の場合、袋ごと切ってしまえばバラバラになりません。

 

しいたけ

●石突きを落とす

●包丁を十字に入れ、飾り切りにする

 

エリンギ

●下1cmほどの固い部分は切り落とす

●縦に2~4等分に分ける

●長すぎると感じる場合、半分にする

 

包丁を使わずに手で裂いても美味しいです。

まいたけ

●手で食べやすい大きさにちぎる

●石突きを切り落とす

 

石突きですが、本当にほんの少し下の白い部分を切るだけで良いです。

あまりがっつり切ってしまうとまいたけがバラバラになってしまいますので、手で軽く分け、気にならなければそのまま使ってOK

松茸

●石突きを切る

●軽くしぼったふきんなどで汚れを拭き取る

●縦に2~4等分

 

手で割いた方がやりやすいかと思います。

 

縦に割いた松茸

ぶなしめじ

●石突きを切り落とす

●大きめに手で分ける

 

バラバラにならないよう、石突きは軽く切り落とし、大きめに分けるのがポイントです。

 

その他の具材の切り方

他に使う具材は焼豆腐やしらたきですね。

ちなみにマロニーちゃんはしょっぱくなるからすき焼きには入れない派です。

しらたき(こんにゃく)

●お湯に入れ、一煮立ちさせて水気を切ります

●2~3等分に食べやすく切ります(10cm目安)

 

しらたきは独特の臭みがあるため、かならず1度湯通ししましょう。

ちなみに、すき焼き肉と近づけると肉が固くなると言うのは都市伝説です。影響はないことが証明されています。

焼き豆腐・豆腐

●パックから出し、水気をしっかり切ります

●食べやすい大きさに切り分けます(1丁で6~10等分)

 

あまり大きくしすぎると箸で掴んだ際に崩れますので、簡単に持ち上がるサイズにすると良いかなと思います。

 

 

以上、すき焼き具材の切り方まとめでした。

特に固い野菜は薄く切らないと残念な歯ごたえになりますので注意。