キッチンのすべて

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ナスの揚げ浸しレシピ【簡単で美味しい】作り置きにも◯

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夏~秋にかけてはナスが美味しい季節ですよね。
その作り方も人によって様々で、レンジやフライパンを使った揚げないレシピもあります。
 
私はいつも王道の作り方。
作る際のポイントもまとめてありますので、参考にして頂ければ^^

材料(2~3人分)

 
ナス 中5本
 
揚げ油 適量
大根おろし 適量
かつおぶし 軽くひとつかみ
すりおろししょうが(チューブでも)
大葉 1~2枚
 
●だし汁 400cc
●砂糖 大さじ1
●みりん 大さじ2
●薄口醤油 大さじ3
※濃口でも可(割合を減らしてください)
 
カロリー
450~500kcal
※一本あたり80~90gの場合、調理や味付けによって変わりますので目安として

1・下ごしらえ

ナスを幅4cmくらいに切ります。
かなり幅が太いですが、揚げたときに縮むので大丈夫です。
小さく切ってしまうとせっかくのナスの食感が損なわれてしまいます。
 
次に大根をおろして、水をよく絞っておきましょう。

2・ナスを揚げる

ナスを揚げていきます。
この時、油の温度は170~180℃がベスト。低温すぎてもべちゃっとしてしまいますし、あまり高すぎても中まで火が入らず、味も染みません。
皮がキレイな紫色に、そして実は黄色よりもさらに色が深まってくるまで、じっくり揚げていきましょう。

揚げたナス

↑皮がくちゃっとして色がつくぐらい

3・浸し汁を作る

ナスをじっくり揚げている間に、●の調味料を鍋にいれ火にかけて、「一瞬だけ沸騰させて」火をとめます。
グツグツやってしまうとせっかくの出汁の風味が落ちてしまいます。
ボコボコっとしたらすぐに火を止めましょう。

4・ナスを取り出し、油抜き

ナスをペーパーを敷いたバットなどにあげて、ザルにいれ、熱湯をまわしかけて油抜きをします。

5・ナスを出汁の中へ

さきほど合わせておいた出汁の中へナスをいれて、もう一度一煮立ちだけさせます。
すぐに食べてもOKですが、できれば数時間放置して味を染みさせるとさらにおいしくなりますよ♪

6・盛り付け

味が染みたナスを器に盛り、かつおぶしと大根おろし、おろししょうがをのせ、大葉を千切りにしてあしらいます。完成!

ナスの揚げ浸し

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揚げ焼きやレンジで作る際は

揚げ物をすると後片づけが大変なので、多目の油で揚げ焼きにしたり、レンジを使って火を通す方もいらっしゃると思います。
そういった際には、下ごしらえのときに
「ナス半分くらいまで切れ目をいれ」て、「一つまみほどの塩でかるくもんで」みて下さい。
こうすることでアクが抜け、火も通りやすくなるのでトロトロの美味しい食感になります。

調理のポイント2つ

1・170℃の油でじっくり揚げる

できれば温度を計りながら、と言いたいところですが、自宅で料理をする際にあまり温度計まで用意していることも少ないかと思いますので(IHでしたらやりやすいですね)、一般的なガスコンロでしたら、「中火~やや強火」程度が失敗しないかなと思います。
 
じっくり揚げることで、ナスは味が染みやすいしなしなで、食感もトロトロになります。

2・放置して味を染みさせる

お急ぎの場合も多いかと思いますが、できる限り放置して味を染みさせましょう。
少なくとも「一煮立ち~素手で触れるくらいまで」を1サイクルさせるだけでも味の含み具合はかなり違ってきますよ。
 
夏場などは冷蔵庫で冷やしておいてもさっぱりしていいですよね。その際には少し濃い目の味付けにしておくといいかもしれませんね^^

常備菜としてもオススメ

タッパーなどの保存容器に入れておけば、「あと1品」という時やすぐに出せるメニューとしても活躍してくれます。
放置しておくことで味も染み込みますしね^^
ナスの揚げ浸しは定番メニューなうえ、複雑な工程もないので覚えておいて間違いないメニューかと思います。
失敗もしずらいので、自分なりのアレンジを加えたりして、得意レシピの1つにしましょう!