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行楽や運動会のお弁当にNGな具材と詰めかたとは?

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具だくさんのお弁当

どうも、masaです。

 

運動会といえば、秋のイメージが多いですけど最近は春~夏にかけて行うことが多いみたいですね。

理由は「秋は行事が多いから被らないように」なんだそうな。

確かに文化祭とかも秋ですからね。行事というか、近年はハロウィンも盛り上がってるし。一年中行事があるように調節するのはいいことかもしれません。

 

これからの季節は紅葉狩りや行楽地へのお出かけにお弁当を用意して行く方もいるかと思います。

そんなときにはどんなおかずを持っていくのがいいんでしょうか?

そして、どんなものを持っていくのが良くないのか。NGな食材、詰めかたをご紹介していきます。

 

 

こんなおかずはNG!!その理由とは。

NG食材から見ていきましょう。

大事なのは同じ食材でも使い方次第なものもあるということです。

やってはいけない詰めかた、使い方も併せてご紹介します。

 

・キュウリ

夏野菜なので入れてしまいがちなキュウリですが、避けたほうがいいです。

 

理由

痛みやすい
水が出る

 

キュウリの魅力はそのシャキシャキとした食感ですよね。でも、実は温が高いとかなり痛みやすいんです。

お弁当を開けたときにはぷよぷよになっていて、水分が他の食材にまで悪影響を与えていることも。

 もし使うなら、塩揉みして水分をよくきってから入れるようにしましょう。漬け物でしたらアリです。

 

・マヨネーズ

これは本当に使い方次第で凶器になります。

詰めかたに注意したい食材ですね。

 

理由

分離して乳脂肪分が出る

 

使うときには必ずカップに入れて分けてください。

もう1度言います。

使うときには必ずカップに入れて分けてください。

 

私は以前、「唐揚げ弁当やー」とご飯の上に唐揚げとマヨネーズをかけてお昼に食べました。

ベッチャベチャでしたね。

 

分離した油をご飯や他の食材が吸ってしまい、気分が悪くなる食べ物になります。

コンビニのお弁当などでも別の袋に分けてありますよね?そういう事なんです。はい。

 

温かいものとくっつけてしまうと余計ひどくなるので、お弁当では1番最後に詰めるようにしましょう。

 

・刺身、なまもの

まあ、入れる人はいないと思いますけどね。一応、念のため。

手巻き寿司なんかもやめておいたほうがいいですね。

 

理由

痛みやすい

 

それに尽きますね。

例外として、すぐに食べるつもりであれば大丈夫です。

行楽地への道中で出発してすぐなどですね。

それでも夏場は足が早く、味がすぐに落ちるので保冷剤を抱かせるなどの工夫をしましょう。

なまものは食中毒の危険がありますから、できれば使わないのが無難です。

 

・豚汁、もつ煮などの肉の入った汁物

お弁当にもつ煮入れてくアクロバティックな方はいないと思いますが。

 

理由

冷めると著しく味が劣化するため

 

食べるときに温かいのであれば問題ありません。

最近は保温性の高いお弁当箱もありますよね?あれなら大丈夫です。

もしくは行った先で電子レンジ等の暖め直しができるものがあるなら。

やはり冷めてしまうと油が浮いてきてしまいますからね。

けんちん汁などの鶏肉を使用したものであればまだ食べれますが、牛肉はすごいことになります。真っ白です。

 水分、油が出るものや冷え固まるものはNG!

ここに挙げた以外にも使い方次第ではオススメできないものもあります。

肝心なのは「水が出る」「冷める」という時間がたったらどうなるかというこを意識することですね。

 

トマトなら、

切って入れる→水が出るのでNG

プチトマトなどをそのまま入れる→美味しい

 

カレーやシチューは、

冷えると美味しくない

カレーは匂いが強く、他の食材に移ってしまう

 

といった具合に考えます。

 

  • 痛むかどうか
  • 水が出るかどうか
  • 冷えても味が劣化しないか
  • 匂いが強く、他の食材の邪魔をしないか

 

この点に注意し、分けて詰めるなどの工夫をするといいですね。

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揚げ物にキャベツやレタスが敷いてある理由。

レタスの上に盛られた唐揚げ

エビフライや唐揚げなどはお弁当の定番のおかずです。

これっていつもレタスなどの葉ものが敷いてありますよね?それにはちゃんと理由があります。

 

・油の受け皿として。

某お弁当チェーン店がごはんにパスタを敷くのは余分な水分を吸ってくれるためです。

同じですね。揚げ物は時間がたつと油が出ます。それがお弁当の底にたまってしまうと油っぽくなってしまいます。

 

仕切りがない場合には他の食材への悪影響も考えられますね。

それを防ぐために葉もの野菜を敷いてあることがあります。

 

・彩り、健康面として。

揚げ物だけ入っているよりも見た目が鮮やかになりますね。食事の半分は見た目です。

が入っていたほうが美味しそうですよね(^^)

さらに、油ものばかりになってしまうと食べるのが辛くなります。野菜と一緒に摂れば消化や口当たりに効果バツグンです。

お弁当は食べやすさを考えて。こんなメニューは嫌だ!

4つ並んだおにぎり

食材の話ではありませんが、食べやすさというのも非常に重要になってきます。

運動会や行楽地で食べる場合、そのスペースは限られることも多いでしょう。

車や新幹線での道中で食べることもありますよね。

 

そんなときに食べづらいメニューや詰めかたになっていると食事を楽しむどころではありません。

例としては

 

海苔のないおにぎり
お米が手にひっつきます。
 
つまようじに刺さってないアスパラベーコン
小さいものや巻いてあるものは食べづらくならないように工夫を。
 
切り分けてない
現地で大きいものを切り分けるのは大変です。必要があるならば切り分けて持っていくようにしましょう。

理想は「箸がなくても食べられる」

まあ、ここまで来るとなかなか難しいんですけどね(/o\)

ご飯はおにぎりに、小物はつまようじに刺す、切り分けておくというのはなるべくヒョイッとつまんで食べられる為の工夫です。

なるべくゴミがでないようにすると後片付けも簡単になりますが、そのあたりはアイデア次第になってきますね。

 

大事なのは「いつ」「どんな場所で」お弁当を広げるのかを想像してみることですよ(^^)

 

お出かけのしやすいこの季節、手作りのお弁当を家族やパートナーに振る舞ってみてはいかがでしょうか。

お気をつけて、いってらっしゃいヾ(´ー`)ノ