キッチンのすべて

レシピや料理の豆知識、調理器具の話など、キッチンに関わるすべてを独断と偏見を持ってお送りしています

いんげんの筋取りができない。とれない時はどうしたらいい?そもそも取る必要ってある?

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先日、知り合いからいんげんを大量に頂きました。毎年この時期は誰かしらから貰ってますね。ありがたい^^

いんげんで何か料理をしよう!とりあえず大量のいんげんの筋取りにとりかかりましょうかね。まずは端っこを持ってポキッとやって・・・

「あれ」

ポキッとやって

「あれ?」

なにやら筋がすぐに切れてしまってうまくとれません。普通ならスーッとバナナの皮でも向けるかのように簡単にとれるんですが。このままでは筋っぽいので美味しくありません。こんなときはどうしたらいいのでしょうか。

 インゲンの筋がとれないときの対応策は3つ!

いんげんの筋が取れないときは、私の場合だと3つのうちどれかの対応をしています。他にもあるのかもしれませんが参考にしてみてください。

茹でてみる

まずは下ゆでしてみます。いんげんの筋はお湯にくぐらせると格段に取れやすくなりますよ。ですが、普通に取ることに比べたらちょっと一手間増えるのでめんどうですね。

筋を切る

これがけっこうオススメ。

いんげんの筋に包丁をかるぅ~~~く押し当てます。

インゲンと包丁の写真

「プチッ」と筋が切れる感覚がわかると思いますので、その切り込みを3~5カ所ほど適当に入れていきます。

普通に取るよりも時間がかかってしまいますけど、筋が取れないときはこれで十分なんです。(理由は下で)それに、なんかこれやってると夢中になるので。

いんげんが若いならとらなくても

実は先ほどの方法をすすめた理由がこれ。

いんげんの筋がとれない理由のは筋がそんなに硬くないからなんですね。インゲンは成長とともに皮も筋も硬くなってきます。

とろうとしても切れてしまってとれないということは、そもそも筋が柔らかくて、食べてもそんなに気になるほどでもありませんよ♪

ですので、「とれないならとらない」でも大丈夫かな~と思います。それでも気になる方は上の方法で軽く切り込みを入れれば筋は全く感じなくなりますよ。

インゲンの筋の正しい取り方

この記事をご覧頂いている時点ですでに普通の方法ではとれなかったのだろうとは思いますが、一応本来のとりかたをおさらいしましょう。

・いんげんの端っこを5mmほどつまんで、「く」←こうやって反っている内側に向かって、バナナの皮をむくように引っ張ります。

・反対側の端っこも同様に。

インゲンの筋取り

本来であればこれでごく簡単にとれるんですよね^^

えんどう豆系の食材はこのやり方で全部OK。

そもそも取る必要ってあるの?

ところでなんで筋をとるのかご存じですか?

昔、料理の超初心者だった私はいんげんの筋取りなんて当然知るはずもなく、そのままいんげんを味噌汁にしました。

「よっしゃできた。いただきまーす(ズズッ)」

 

・・・「筋が。

そう。口にすっごい残って気持ち悪いんですよね。歯の間にもはさまるし。これが気になって味どころではなくなります。食感をよくするためにいんげんの筋取りは必須といえるでしょう。

まあそれでも気にしない。面倒だから取らないというのであれば、健康に害があるわけではないのでお好みですが。

ですがどんな方法でとるにせよ、時間や手間もそこまでかかるわけではありません。ほんの少しの手間で美味しくなるので、とらない理由はありませんよね^^

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最近は筋なしがほとんど?

 私のように畑からとれたものをもらった、という場合ではなく、スーパーで買ってきたという場合は、筋なしいんげんがほとんどですね。

前は「すじなしいんげん」と表記があったのですが、最近はそれが当たり前になってしまったのか、表記なしでも筋のないものがほとんど。

きちんと確認して、ない筋をとろうと努力することのないよいうにしたいですね(笑)