キッチンのすべて

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1人鍋用の大きさはどれが適切?失敗しないサイズの選び方と実例!

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土鍋に入った野菜と鶏肉

 

この頃『1人鍋』にハマっています。

ハマっているなんてもんじゃなくて、週6で食べています。

盛ってませんよ?本当に毎日鍋食ってます。

 

そんな僕から、『1人鍋ってどのくらいの大きさの鍋を選んだらいいの?』という方に向けて、オススメのサイズや選び方をご紹介します。

1人鍋するのに選ぶべき鍋のポイント

大きさの前に、どんな材質の鍋が良いのか、どんな形状の鍋が良いのかというポイントを軽くお伝えします。

 

これは一言で言うなら『自分に合った物を選ぼう』となります。

はい、当たり前すぎてつまんないですよね。

 

でも、やっぱりそうなんですよね。

 

そうは言われても、普段料理に明るくない方や、これから一人暮らしを始める方にとってはそもそも『自分に合った』が何を指すのかわかんないと思います。

なので、『自分に合った物とは?』という疑問を解消していくと欲しい鍋を絞り込むことが出来ます。

コンロで食うのか、テーブルで食うのか

まず1つ目に気にしたいポイントは『保温性』です。

例えば、ステンレスの鍋は軽くて安い傾向にありますが、いかんせん冷めやすいです。

逆に、土鍋やストウブ鍋は保温性に優れていますが重いです。

 

私事ですが、僕は1人で鍋を食べるときは面倒なのでキッチンでそのまま食ってます。

つまりガスコンロを弱火にして、保温しつつ食べているということ。

こういうスタンスで食べる場合はステンレスなんかでも良いかと思いますが、『いやいや、1人でもテーブルでゆっくり』というスタンスなら保温性の高い材質を選ぶか、コンロつきの鍋や電気鍋をチョイスしましょう。

他に料理をするかどうか

あなたは普段料理する人でしょうか?

鍋以外にも料理をする人なら、ある程度大きいものを選んだり、鍋以外にも使えるものが良さそうです。

例えばですが、土鍋とかは作れる料理が限られちゃいますからオススメ出来ません。

 

でも、『料理がめんどくさいから、楽に作れる1人鍋にしたいの』という目的なら、他の機能はあっても仕方ないですし、大きすぎても意味がありません。

 

と言うのも、1つで何役もこなせるオールマイティな調理器具を選ばないと、一人暮らしでは収納に困ることこのうえないから。

収納を考えよう|大きすぎる鍋は邪魔になる

大きさもそうですが、ちゃんと収納できるかどうかはマジで大事です。

あなたが一人暮らしにも関わらず広大なスペースのキッチンを所有しているなら大きなお世話かも知れませんが、多くは限られたスペースになるかと思います。

 

なので、

●しまおうと思っている棚に収まるか

●蓋も併せてコンパクトに出来るか

 

といった部分を気にするようにしたい所です。

僕はこの部分を見誤って、棚に収まらない土鍋を買いました。キッチンの床に放置されてます(泣

迷ったら大きめを選ぼう

『このくらいかな~?』なんて思うのなら、それよりも一段階上のサイズを選ぶと失敗しにくいです。

なぜなら、小さすぎて失敗することはあっても、大きすぎて失敗するのは収納くらいだから。

 

しかも、鍋で煮込む前の野菜って思いの外溢れかえるんですよね。

煮込めば小さくなるっていう事を考えて、自分が食べそうな量(煮込んだ後)の一回り大きいもの(煮込む前)をチョイスすることをオススメします。

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大きさで比較!1人鍋ならこのサイズがオススメ

●保温性

●他の用途

●収納

 

この辺りをご自身に合ったものにしつつ、いくつかの鍋と大きさを比較していきます。

 

 

ちなみに、土鍋の大きさを表す単位として使う『号』ですが、1号=3cmと記憶すればOKです。

最小は3号かな?(9cm)大きいものだと10号…だったはず。

号が同じでも、深さにいよって容量が変わるので注意です。

ちょっと小食な方、鍋以外に使わない方には15cm(5号)

 

本当に一人でちっちゃく鍋をするだけ、というのであれば15cmでも事足りるかもしれません。

ですが、写真以上に小さいです。あまり使い勝手は良くないですね…。

繰り返しますが、本当にちょこっと一人で食べる、小食な女子大生のお嬢さんが可愛らしく食べる、という程度です。

一般的な一人鍋には18~20cm(6~7号)

 

一般的に『一人鍋』というなら18~20cm前後のものを指すことが多く、シメまで食ってお腹いっぱいになります。

2回戦はなしですかね。

容量で言うと1Lほど。

 

これなら、鍋に限らず一人で作る煮物や煮込みうどん、スープなども満足に作る事が出来ます。

もちろん土鍋じゃなくても、このくらいのサイズが一般的であることは認識しておくと良いかもしれません。

他に料理をする人や一人鍋以外にも使うなら22~24cm(7~8号)

 

こちらは土鍋ではなくストウブ鍋。

22cmともなるとかなり大きさがありますが、おでんとかやるならこれでも溢れたりします。

他に料理をする方や、複数人で食べる可能性があるならこのくらい大きいのも視野に入れてもいいんじゃないかなと思います。

他の用途もある鍋

 

鍋と言うよりもフライパンですかね。

一人鍋に限らず、炒め物や煮物などに使えますし、取っ手を取ればもちろん鍋として使えます。

土鍋や電気鍋に比べて収納も柔軟に対応出来ますし、機能性を重視するならこういったフライパンの深いものを一人鍋用のものとして使うのもオススメです。

 

ただし、鍋っぽさが出ないのと保温性が弱いのはデメリット。

僕みたいにキッチンでそのまま食べるだけの見た目も何も気にしない野郎向きかな。

適切な大きさで快適に一人鍋しよう!

●機能性(何に使うか)

●収納(土鍋は収納最悪)

●18~20cmくらいが一般的

 

こんなポイントを踏まえつつ選ぶと、失敗せずに満足な一人鍋をすることが出来そうです。

迷ったら20cmの土鍋あたりが個人的に好きです。

 

最後に私事ですが、僕は18cmの土鍋を使っていますが、2回戦に突入することがほとんどです(←食い過ぎ)

『俺はいっぱい食うぜぇ』というのならもう少し大きくても良いかな…

 

以上、一人鍋のサイズに関するお話でした。

 

次はシメについて見ておきませんか?

 

フライパンって言っても、鍋っぽいのもありますよ

 

 

ストウブなら大きいのが無敵です