キッチンのすべて

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銀鮭・紅鮭・秋鮭と時鮭の違いをわかりやすく解説したい。

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四匹の鮭

鮭って「しゃけ」?「さけ」?

どうも、masaです。

 

鮭のおいしい季節ですね。

私はあまり魚は食べないのですが、秋の鮭とサンマだけは別ですよね。

→さんまのおいしい焼き方(フライパン)

 

でも、鮭って色んな種類があるんですよね。

スーパーに行くと表記や値段が違ったりして、「なにが違うの?」となります。

それぞれの鮭はどういう種類なのか、そして味の違いは?

見ていきましょう。

 

私たちの生活で見かける鮭は3種類。

とりあえず呼び方による違いは置いておいて、まずはスーパーでよく見かける3種類の鮭について覚えていきましょう。

「いや、呼び方の違いが知りたいんだけど」という方は目次からどうぞ↑

 

細かく言えば3種類じゃきかないんですけど、今日の趣旨と外れるからスルーします(笑)

白鮭(シロザケ)

日本を代表するのはこの白鮭です。

 

  • 色:薄いピンク
  • 値段:1番安く、一切れ何十円かで見られます。

 

いたって普通の鮭ですね。9~11月にオホーツク湾から帰ってきた鮭たちです。

鮭は塩焼きで食べる事が多いでしょうか?それならこいつが1番美味しいですよ。

銀鮭(ギンザケ)

よく白鮭と一緒にしている方がいますが、銀鮭はサケ目サケ科の亜科になるので種類は違う物として扱われています。

 

  • 色:白鮭よりも赤い
  • 値段:スーパーでは2切れ200~270円くらいで見かけます。

 

そもそもスーパーに行けば[銀鮭]というシールが貼られていると思うので、間違えはしないかなと思います。

1番の特徴は背中から尾にかけての黒い斑点ですね。

 

脂がのっているという点で見ればTOPでしょうね。

ですが、その脂っぽさ故に塩焼きにはあまりオススメできません。

 

日本で売られている鮭はおそらくほとんど養殖。主な原産地はチリになり、日本で捕れるのは希でしょう。

※たまに宮城県産なども見かけますが、チリ産よりも値段が少しお高め。でも、臭みがなくて美味しいですよ。

紅鮭(ベニジャケ)

鮭界のセレブこと紅鮭さんです。3種類の中では1番値段が高いもの。

 

  • 色:真っ赤
  • 値段:500円以上

 

ずっと値段をご紹介していますが、これってもしかしたら時期と地域でけっこう差があるかもしれません。

白鮭→銀鮭→紅鮭の順で高い、と覚えておいて下さい。

 

特徴はなんといってもその紅さ。「紅鮭」という名前だから当然ですけどね(笑)

 

肝心の味ですが、甘さ?が全然違います。味がしっかりしてますね~。

ちょっとお高い料亭なんかではおそらく紅鮭を使っているのではないでしょうか。

見た目の紅さが華やかですからね。

焼いた紅鮭の切り身

 

日本では捕れません。主な原産地は北太平洋。

で、鮭の名前の違いは?

と、いうことでここから鮭の名前の違いについて説明していきましょう。

銀鮭と紅鮭はさきほど説明した通りなので、残るは「秋鮭」と「時鮭」ですね。

秋鮭

実はこれ、もうすでに出てきてるんですよね。

そう、その正体は「白鮭」。

 

日本の一般的な鮭ですよね。

なぜ秋鮭かといえば、それは読んで字のごとくです。

「秋の鮭」ですね。

うーん、ここが日本語の難しいところですよね。

 

単純に呼び方の違いということ。

9~11月に海から帰ってきて、産卵間近の鮭のことをそう呼ぶそうです。

時鮭

では、時鮭とはなんでしょうか?

はい、

 

白鮭です(笑)

 

普通の鮭は秋に川へと戻ってきますす。

ですが、まれに春~夏に帰ってきてしまう鮭がいます。

「あわてんぼうのサンタクロース」ということです。

別名「時知らず」

実は秋鮭よりもこっちのほうが美味しいんです。

秋鮭は産卵間近の鮭なので、その栄養は卵のほうにとられてしまっているため、あれです、あの~、ね、

塩焼き以外イマイチです。

 

それに比べて時鮭は脂もさっぱり加減もベストな時期。私も何度かしか食べたことないのですが、同じ種類とは思えませんでしたね。

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番外編・新巻鮭(アラマキジャケ)

これはもう種類がどうとかではなく、

 

ただの調理法の話。

その多くは、やはりみんな大好き「白鮭」です。

それを塩漬けにしたものなんですね。

まとめ

銀鮭・紅鮭は別。

秋鮭と時鮭は「白鮭」の呼び方、収穫時期の違い。

 

ほかにもサーモンやキングサーモン。珍しいところで「鮭児」なんていうものもあります。

 

今は秋鮭の時期ですね。

呼び方を変えて楽しめるのも日本の美徳ですよね。