キッチンのすべて

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ハンバーグを焼いてから保存するとすごいことになるって(保存方法の話)

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masaです。

 

ハンバーグは僕が(食べる事を)得意とする料理の1つですね。

 

そんなハンバーグ、タネ肉を作りすぎて余っちゃうことってありますよね?

これって焼いてから保存したほうがいいんでしょうか?それとも生のタネ肉のまま?

ハンバーグは焼いてから保存するとこうなる

タネが余ったとき、焼いてから保存袋に入れて冷凍しておけば便利だと思いませんか?後は温めて食べるだけですからね^^

それを実際にやるとこうなります↓

  • かたくなる
  • 肉汁0
  • パサパサ
  • 白っぽい

ダメやん(・_・)

焼いてからの保存だと肉はパサパサで、油っけもなくなってしまいます。

なので、この方法はオススメできません。

それでも焼く手間がないのがいい!っていうならいいと思いますけどね^^

パサパサになったハンバーグ

↑肉汁もなくなってパサパサに

どうして焼いてからだと味が悪くなるの?

どうして同じハンバーグでも、焼く前と焼いた後でこんなにも味が違うのでしょうか?ここでは焼いた食材がまずくなる3つの原因を探っていきます。

水分が抜ける

焼いたり揚げたりした時に水分が抜けます。まあ揚げるとかは水分抜くのが目的ですからね。そりゃそうです。

さ~ら~に、冷凍されている間にも霜がついて乾燥は進みます。どんなにラップ等でピッタリ巻いても乾燥はしていっちゃうものなんですよね^^;

さ~ら~に!

冷凍したハンバーグを食べるときはレンジでチンしますよね?凍ったハンバーグが好きっていうエレガントな人はなかなかいないと思います。

この、レンジでチンするときにも水分が抜けていきます。さらに肉汁もこぼれていきます。切ないです。

つまり、3回に渡って水分が抜けていくというまさに0水分計画。

これでは硬くなってパサパサになるのも当然です。うん。

酸化する

焼いた油、肉の脂肪分は空気に触れて酸化(油やけ)していきます。

これがなんとなく白っぽくなる原因で、変色したうえに味も落ちてしまうんですね。

ニオイ移り

酸化した油はニオイが悪くなり、さらに、冷凍庫内の他の食材のニオイも移ってしまいます。

つまり

・乾燥(肉汁も流出)

・酸化

・ニオイ移り

という負のスパイラル。

特に水分が抜けてパッサパサになるのが1番痛いですよね。

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おいしく保存するには?

じゃあどうやって保存したらいいの?っていうと。

「成形してからラップでピッタリ包む」ですね。

なるべくピッタリ包むっていうのがポイント。空気に触れるとやっぱり酸化しちゃいますからね。

保存袋にいれておきます。後で焼けば焼きたてジューシーです^^

ジューシーな焼きたてハンバーグ

なるべく自然解凍で半解凍

レンジで強制的に解凍するのはあまりオススメできません。

肉類はみんなそうですが、やっぱり肉汁が出ちゃう原因になっちゃうんですよね。できれば食べる前にゆっくり自然解凍するのがいいです。

ちなみに、ちょっとぐらい凍っていてもそのまま焼いて大丈夫。むしろちょっと凍っているところから焼いた方がいいまであります。

完全に解凍してしまうと、肉汁と水分が分離して流出しやすくなっちゃうんで、できればよく冷えたタネ肉を焼くようにしましょう。これは普通にハンバーグを焼くときも同じで、肉をできるだけ温めないように成形するのがポイントなんですよ^^

ハンバーグが割れる原因とタネ肉の練り方をもっと詳しく

 

もちろん焼いてから冷凍すると後が楽とか長持ちするとかメリットはあるんですけどね。やっぱり焼きたてじゃなくなっちゃうのは辛いところです。はい。

我が家ではハンバーグを作る時にはわざと多く作って、成形して冷凍庫に入れておきます。

んで、「今日は作るのめんどくさい(・ω・`)」っていうときは朝のうちに冷蔵庫に移して解凍してから焼いてます。

冷凍保存の魅力は「めんどくさい日に役に立つ」ってことですよね♪