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鉄フライパンの使い始めと使い方・手入れの方法を解説【初心者向け】

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鉄フライパンの魅力をお伝えする記事を書きましたが(記事はこちら)、今日は鉄フライパンの使い始め方と普段のお手入れ方法について具体的に説明。

参考にしてみてください。

鉄フライパン使い始め方法

鉄フライパン 使い始め 使い方 手入れ

最初は「空焼き」でコーティングをはがす

鉄フライパンを買ってきたら、そのまま使わずに「空焼き」で「防錆加工」のコーティングをはがし、油をなじませる必要があります。

 

この「防錆加工」は「商品としてお店に置くための」加工で、お店にある鉄フライパンにはほぼしてあると考えてくださいね。

 

たまに「空焼き不要」と表記してあるものもありますが、それでもこの工程はした方がいいです。

 

僕が買ってきたフライパンにも書いてあったのですが、やってみたらコーティングはしっかり浮き出てきました(笑)

 

気になるようであればお店やメーカーさんに問い合わせてみるほうが間違いないかとおもいます。

 

それでは、手順のご紹介。

手順1・まずは洗いましょう

スポンジと洗剤でフライパンを洗い、タオルなどで水気を拭き取ります。

手順2・空焼きスタート

はじめは弱火で、暖まってきたら強火にして空焼きを行います。

 

このとき、センサーなどがあるコンロではいったんセンサーを解除してください。とにかく「できる限り強火」で行ったほうがいいです。

 

IHやコンロが弱いなど、どうしても上手くいかない場合は下に荒技をご紹介しています。

時間の目安としては、20~30分くらいかな?

 

「白い煙が」出てきて「青色っぽく変色」して「異臭」がしてきたらコーティングがはがれている証拠です(換気扇はつけてくださいね。絶対ですからね!)

 

フライパンを裏返して火に直接あてるといいですよ。まんべんなく行いましょう。

手順3・金だわしでこすり洗い

浮いてきたコーティングを水で流しながら金だわしでこすり洗いしましょう。

フライパンが熱いので気をつけてください。

手順4・油をなじませます

フライパンを強火にかけ、多めの油をいれて全体にいきわたるように熱してフライパンに油をなじませていきます。

 

このときにまだ樹脂が浮いてくる(油がネバネバになるよう)でしたら、再度金だわしでこすって落としてください。

 

油がフライパンになじんだら作業は終了です。

どうしても強い火力が使えないときは

かなり荒技になりますが、知り合いの料理人に聞いた方法です。それは、

たき火をしてその中にそのまま放り込む

というもの(笑)

確かにまんべんなく高火力で熱する事は出来ますので場所があればやってみてもいいかもしれませんね。

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鉄フライパンのお手入れ方法

洗剤不要!洗うなら金だわしがオススメ!

普段の洗い方についてですが、基本的に「洗剤は使わない」でください。

 

なぜかというと、せっかくなじんだ油が落ちてしまうので、またこびりつくようになってしまいます。

使い終わったフライパンをコンロでアツアツにして、水でながしながら軽くこすってください。

回数を重ねてどんどん油がなじんでくればこびりつくようなことはないので汚れは十分に落ちます。

 

最初の方は焦げ付くこともあると思いますので、その時は金だわしでガシガシこすって大丈夫です。

鉄フライパン・使い始めは簡単な焼き物から!

使うときは必ず油をなじませてから使います。

鉄フライパンの焼き始め

わかるかな?こんな感じで、煙が出るまで熱してから使ってください。こうしないとこびりつきやすくなってしまいますからね^^

最初のうちはフライパンに油がなじんでいません。このときにこびりつきやすいものを焼いてしまうと、普通にこげつきます。

特にチャーハンや焼きそばはアウトです。絶対にこびりつかなくなってからにしてください←経験済み(笑)

 

最初のうちは「ソーセージを焼く」・「揚げ焼き」←オススメです・「野菜を軽く炒める」といった具合に、こびりつかない&熱しながら油をなじませることのできる料理が良いかと^^

洗ったときに水をはじき、黄色~黒っぽくなって油が十分になじんでいると思えてからが鉄フライパンの本領発揮です!

 

この「フライパンを育てる」というところも鉄フライパンの魅力ですね。

どんどん使って自分の相棒にしましょう!