キッチンのすべて

レシピや料理の豆知識、調理器具の話など、キッチンに関わるすべてを独断と偏見を持ってお送りしています

料理が下手な人の特徴7つ【センスがないワケじゃないから治ります】

記事内に広告が含まれている場合がございます

 本やネットなどのレシピ通りに作っているのになかなか上手くいかない…

センスだけでパパっと料理を作るような人に憧れる。

 

そんな悩みを抱える人って多いかなと思いますけど、だあーいじょうぶ!^^

僕も料理を始めた当初はそうでした。

 

ということで、

料理下手になってしまう人の特徴や共通点についてご紹介。

 

記事を読むと、料理がまずくなってしまう原因がわかって、今度からは確実なステップアップが目指せるようになります。

料理が下手な人の7つの特徴と共通点!【センスがないワケじゃない】

料理 下手 特徴

 

料理が下手な人の特徴・共通点は以下7つ。

 

  1. 味見しない
  2. 計らない
  3. 道具と調味料が適当
  4. アレンジしようとする
  5. 時間をかけすぎ
  6. 繰り返し作らない
  7. 美味しいものを食べてない

 

1・味見をしない

料理経験は初めてでもなく、それなりにやっているのに美味しくならない。

という方は心当たりがあったりしませんか?

 

味見をするのは基本的なことです。

 

レシピ通りに作っていたとしても、そのレシピは「使う調味料」や、「食材の量」、調理器具や火加減まで正確に再現はしてないもの。

 

出来上がりまで味を見ないでいると、この微妙なズレが重なっていき最終的にはレシピより味が劣ってしまいます。

 

「レシピは参考に」

自分が望む味になるまで何度も味見を繰り返すことが重要。

 

それを繰り返すうちに慣れていって

「このくらい塩を入れたらこのくらいしょっぱくなるな」「このレシピより砂糖を増やした方がいいかな」と、

自分なりの軌道修正というものが見えてきます。

 

これを疎かにしてしまうとどんなに回数をこなしても基本的な味付け能力は身に付きません。注意したいですね。

2・計らない

「だいたいの分量は覚えたから大丈夫」「めんどくさい」と、

レシピの分量をだいたいでつくってしまいがちになるものですが、目分量はダメ。

 

「料理人になるには最初はお菓子作りが良い」なんて言われています。

 

「お菓子作りにおいて材料を計量することは重要で、一般的な料理よりも繊細なお菓子には少しの違いが味に大きな差をもたらすから」

だそうな。

 

女性の方であれば経験があるかと思いますが、

お菓子作りの材料や手順はシビアで、クッキー1枚でも塩加減やバターの量、焼き加減で味や食感に大きな違いが生まれますよね。

 

これは料理においても重要で、さらに言うと、

「あなたの料理が進歩しなくなる」原因にもなってしまいます。

 

例えば、勘に任せてその日は美味しく料理ができた。

または美味しくなかったとしましょう。

 

で、

 

次に同じ料理を作るときにそれを再現できるでしょうか?

よほどの味覚の持ち主なら可能かもしれませんが、多くの場合不可能でしょう。

 

この「再現する」こと。

 

「前回の分量を覚えておいて、良くても悪くても次回に生かす」

ということがとっても重要で、毎日勘や目分量で作ってしまうと比較するものがないので、それこそセンスのみでの勝負になってしまいます。

 

前回のレシピがあれば、

「次は塩を小さじ1増やしてみよう」「この間のは美味しかったから同じ分量で作ろう」っていう具合に、

作るたびに改良する、美味しくできたときを再現するといった事が可能になりますよ。

3・調味料、調理器具の問題

料理が苦手な方は調味料や調理器具にお金をかけません。

 

なにも「高い調味料、調理器具をそろえてください」ということではなく、

目的にあったものを選ぶのが大事。

 

例を挙げるなら、

 

「薄口醤油と書いてあったのに、濃い口醤油を使った」

「ごま油がなく、サラダ油にした」

「赤ワインがなかったので、使わなかった」

 

など、誰でも一度は経験があったりしませんか?

 

ちなみに僕は、「豆板醤」と「コチュジャン」をたいして変わらないと思って使っていた時期があります(笑)

 

調理器具でいうなら、

 

「ミキサーや裏ごしの道具がないので、手やヘラで潰した」

「竹串が通るくらいという表記があったがなかったので箸やつまようじを使った」

 

その料理にあった切り方、下ごしらえを変えてしまうということは、「千切りが面倒なのでミキサーにかける」ようなもの。

 

収納や技術によっても変わると思いますが、出来る限りレシピに合った下ごしらえができるよう、調理器具はしっかりそろえておくことをオススメしたいところです。

4・自分でアレンジしてしまう・結果的にアレンジしている

僕がそうだったんですけど、料理を始めたばかりの頃はアレンジしてしまいがち。

 

「火が通っているか心配になり、表記よりも長く火を入れた(火を強くした)」

「途中で味見をして、味が薄い気がしたので調味料を足した」

「こうした方がいいだろう、とうろ覚えの知識を織り交ぜてみる」

 

結果的にレシピを再現できていなくなっていませんか?

 

「味見をして軌道修正する」ということとは矛盾してしまいますが、まずはレシピのまま、何も手を加えずに忠実に再現してみましょう。

 

不安になるかもしれませんが、

世にある多くのレシピは美味しくなるようにできています

 

まずは何も考えずに真似をしてみて、そうえで自分の好みや技術を織り込んでいってみてみましょう。

 

確かに試行錯誤したり失敗することはあなたにとって大きな財産になりますが、それも基礎があっての事です。

5・自信を持てないので、勢いがない

なぜ自分の思いつきを加えてアレンジしてしまうことになってしまうのかって

 

自信がないから」です。

 

「自分の料理は美味しくない」と思うからこそ、

逆に「必要以上に火を入れて」しまったり、「必要以上に味を足してしまったり」します。

 

料理は勢いが大事で、調理→仕上げ→盛り付けと手際よくこなすことで、結果的には良い火加減、良い味付けにつながると思います。

 

言い換えれば、手際が悪いと料理は下手になる。

 

途中でやたらといじってしまうと、しょっぱくなったり、油っぽくなってしまったり、ベチャッとしてしまいます。

時間をかけるべきレシピ・かけないレシピっていうのがあるんですね。

 

慣れないうちは難しいかもしれませんが、「自分の料理」や、「正しく再現しているレシピ」を信じて、勢いよく作れば、意外と美味くいくものですよ。

スポンサーリンク

 

6・同じ物を作り続けてない

料理が上達する早い方法は、

同じものを飽きるまで作ること。

 

下手な人に限った話ではないんですが…

 

『料理がちっとも上手にならない…』

なんて嘆いてる人に限って、いつも違うレシピにチャレンジしてませんか?

 

そうすると毎回レシピとにらめっこしながら作る必要がありますし、基礎も身につかないもの。

 

女性の方で言うなら、

毎日メイク道具変えますか?

変えませんよね。

 

アイラインはこれ。

チークはこれ。

みたいに…

 

ある程度慣れ親しんだセットでやらないと、

全体像がめちゃくちゃになると思います。

 

時間もかかります。

 

変えるとしたら、

その中の一個だけ変えたりしませんか?

 

料理もこれと同じで、

例えば肉じゃがをマスターするなら肉じゃがを作りまくる。

 

そうすると肉じゃがに使うじゃがいもとかにんじんの下ごしらえが身につきます。

次第に、ちょっとだけアレンジもできるようになります。

 

いきなりメイク道具まるごと変えてたら、

どれが失敗の原因でとかわからなくなります。

 

まずは得意料理を1つ持つこと。

 

食べる方はたまったものじゃないけど、

脳死(なにも考えずに)で作れる料理が1つあると自信にも繋がります。

7・今までの食が低レベル

嫌みっぽくて申し訳ない。

別に僕も人のこと言えるほど上流階級でもなんでもないのですが…

 

自分の友達とか周りを見るに、

やっぱり料理が下手になっちゃう人って育ってきた食事が大きく影響してるなぁって思います。

 

コンビニ弁当とか牛丼、弁当屋さん。

ジャンクフードやハンバーガー。

出前ピザ。お菓子。

 

こういうものばっかり食べて育った人はやっぱり料理が苦手です。

 

実家が外食や買い弁オンリーの友達がいるんですけど、

そいつ卵も茹でられないです。

 

そればっかりになると味覚もしょっぱい物が好きになるし、

家庭料理や高級料理との違いもわからなくなります。

 

別にこういう食べ物が悪いっていう話じゃないですよ?

好きですし、よく食べます。週3で食います。

 

でも、

同じくらいちゃんと作った料理とかグレードの高い料理も食べてないと駄目。

 

小さい頃から料理に親しんでたかどうかで、

差が出るのは当たり前なんです。

 

たぶん『センスがある人』って、

小さい頃とかに嫌でもキッチンに立つ経験とかがあったりするんあじゃにかなぁって思います。

 

これ基本なんですけど…

 

『うまいもん作りたかったら、まずうまいもん食べろ』

 

僕がお世話になってた料理人の台詞です。

 

食べてもいないのに美味しい物作ろうとしても難しいですよね。

 

言い換えますと…

 

料理が下手な人って、

食べたこともないもの、作ってるところを見たことないものを作ろうとしてたりするワケです。

 

しつこいですが…

作りたかったら、まず食うことです。

料理が下手なのはセンスじゃない|特徴を知り改善していこう

料理 下手 特徴

 

僕もそうだったけど、料理は「センス」だと思ってしまいます。

 

それもあるけど、

もっと大事なのは確実に「基礎を身につけ」、「経験を重ねていく

料理だけではありませんが、基礎ができていないのに応用はできませんよ?

 

あなたはいきなり「応用」から始めたりしないようにしましょうね^^

この記事が少しでもあなたのスキルアップにつながればと思います。